膝痛対策にはグルコサミンがおすすめ

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グルコサミンは食べ物からも摂れる

軟骨の構成成分であるグルコサミンは、魚や動物のムコ多糖類に含まれます。細胞のまわりで水分を蓄えている物質で、ムコとはラテン語で「動物の粘液」のこと。ネバネバしているのが特徴です。この水分が細胞に栄養を運んだり、不要な老廃物を排出しています。

グルコサミンを多く含む食べ物がエビやカニなどの甲殻類です。特に殻の部分に、グルコサミンのもととなるキチンが豊富に含まれます。エビやカニ以外にも、きのこ類の細胞壁にもキチンが多く含まれます。

また、軟骨の主成分でもあるプロテオグリカンを含むのが、牛・豚・鶏の軟骨、ウナギ、フカヒレ、山芋やオクラといった、ネバネバした野菜です。特に山芋には、軟骨の水分とクッション性を保つコンドロイチンという成分も含有されています。グルコサミンには動物性と植物性があり、体内でつくられているグルコサミンの成分に最も近いのがエビやカニの殻から抽出されるグルコサミンです。

膝痛対策に効果的な摂取量は約1500mg!

ひざの健康を保つために、グルコサミンは1日に何グラム必要なのでしょうか。一般的に成人男性が1日に必要とされる摂取量は、1500mgといわれています。この量を食べ物から摂るなら、ウナギで換算すると約20人前を食べなければ摂取できません。また、体重によっても摂取量は異なり、米国アリゾナ大学医学部のジェーソン博士の研究によると、54キロの以下の人であれば1000mg。55~90キロの人は1500mg。91キロ以上の人は2000mgのグルコサミンが必要とされています。

継続的に毎日、数回に分けて摂取するのが効果的です。一度にまとめて摂るよりも、こまめに補給したほうが吸収率が上がるという報告もあります。さすがにウナギ20人前を毎日食べるのは無理ですから、手軽なサプリがおすすめです。ただし、甲殻類のアレルギーがある人は、グルコサミンを含む健康食品にもキチンが含まれているので控えましょう。

健康食品やサプリで摂ることが簡単

グルコサミンは体内でも合成されていますが、加齢によって合成する力がどんどん衰えます。するとグルコサミンの合成が追いつかなくなり、関節痛などを引き起こす結果を招きます。また、年齢とともに軟骨が徐々にすり減ってしまうため、立ったり歩いたりなどの日常生活における動作もスムーズにできなくなっていきます。それが変形性ひざ関節症といわれ、年齢とともにひざの痛みを訴える人が増える原因です。

あるデータによると、40歳以上の有病率は、男性が約4割、女性が6割という数字になっています。加齢によるひざの痛みに悩まされないためには、軟骨の主成分でもあるグルコサミンを定期的に摂ることがよいとされています。

食べ物にはグルコサミンは微量しか含まれていないので、無理なく定期的に摂るのであれば、サプリメントを利用するのがもっとも手っ取り早い方法です。サプリにはグルコサミンが凝縮されているので、手軽で効率的に摂取することができます。

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